車でメンテナンスフリーと言われるものには、バッテリーがあります。
車のバッテリーは鉛蓄電池のため、普通のバッテリーの場合、メンテナンスが必要です。
点検はバッテリーケース横に記された上限(UPPER)と下限(LOWER)のレベルの間に電解液の液面が収まることが必要です。
もし、下限よりも下の場合には、蒸留水を入れる必要があります。
この点検は、6つある仕切りのすべてをチェックする必要があります。
日常の使用で、バッテリーの中にある希硫酸が化学変化を起こすことで電気を作りますが、これは徐々に水分の減少によって減ってきます。
特に夏場の場合には減りが早いため、早期の点検が必要です。
しかし、このような点検や蒸留水・補充液の追加が不要なバッテリーもあります。
そのようなバッテリーを点検が不要なため、メンテナンスフリーといいます。
車を購入したときには、普通メンテナンスが必要なバッテリーが搭載されています。
しかし、標準装備のバッテリーの寿命が来たときには、メンテナンスフリーのバッテリーを購入すると便利です。
通常のバッテリーと比べて若干割高ですが、点検が不要な分安心できます。