車でヒューズが飛ぶと大変!

車のエンジンを始動させるにはセルモーターを回す必要があり、そのセルモーターの電源としてバッテリーが搭載されています。

またヘッドライトやウィンカー、ルームランプなどを発光させるためにも電気が使われています。

​現在の自動車にはこれ以外にもエンジンを電子制御するためのマイコンチップが搭載されていますしカーステレオやカーナビなどさまざまな電子機器が搭載されており、それらはバッテリーによって電源が供給されています。

しかし、電気は何らかの理由で過度な電気が流れる場合があり、許容量を超える電気が流れこむことで電気を使用する機器が破壊されることになります。

これらを防ぐための装置がヒューズになります。

ヒューズは許容量を超える電気が流れることで飛ぶ仕組みとなっており、これによって過剰な電気の供給を遮断することになります。

ただしブレーカーとは異なりヒューズは物理的に飛ぶ仕組みとなっており、復旧させるためには新しいヒューズを付ける必要があります。

交換自体は数百円程度で済みますが、ヒューズそのものは万能ではなく場合によっては搭載している電子機器を破損させるケースがあり、その場合には多額の修理費が必要になります。

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