車の電気の流れはどうなっているの?

車のエンジンは、圧縮された混合気を点火して爆発させ動力を得ています。
点火はスパーク火花で行いますので電力を必要としています。

この電気の供給を行っているのがバッテリーです。
バッテリーはセルモーターと繋がり、セルモーターは点火スイッチに繋がっています。

点火スイッチをひねることによって、点火コイルから配電器へと電力が供給され、各シリンダーの点火プラグへ配電されます。

またバッテリーは、エンジンが停止している場合は、ライト類、警報器、ワイパー、オーディオ、エアコン、ライター、コンピューター機器といった電装品へ電気を供給しています。

エンジンが始動している時は、エンジンによって回転されるオルタネーター(古くはダイナモ)によって、電装品に電力を供給します。

またオルタネーターによってバッテリーへ電気を充電します。

車で使用されるこれらの電気装置は、車という移動性のものに装備するために、小型で軽量であること、衝撃や振動に強い、取り扱いが容易であること、耐久性が高い、大量生産が可能といった要求を満たさなければなりません。

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