サーモスタットの働きとは?

サーモスタットとはわかりやすくいうと温度調節機です。
温度に応じて弁が閉じたり開いたりし冷却水を冷やしすぎないために、エンジンの温度が高音になった時だけ冷却水を送る仕組みです。

そんなサーモスタットでも故障するときがあります。
故障の多くは固着といい動作不良を起こしてしまいます。

閉じたままサーモスタットが故障してしまうと、エンジンの温度が上昇していき、オーバーヒートしてしまいます。
水温計が通常の位置より上昇します。

常にメーターをみている人なら気が付くかも知れませんがたいていの場合オーバーヒートになります。
反対に弁が開いたまま固着すると常に冷却水をエンジンに送ってしまうため、オーバークールになります。

オーバークールの場合、水温計が上がるスピードが遅くなったり燃費が悪くなり気がつきやすいようです。
下り坂を走行していてアクセルを踏まないのに水温計が下がっていったら固着している可能性があります。

温度を調節する役割ですがエンジンにとっては無くてはならない重要な役割です。

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