イグニッション電源とは

電装品のために利用可能な自動車の電源はエンジン停止時でも使用可能なものと、エンジンが稼働して発電している状態にのみ使用可能なものに分けられます。

キーを抜いても常時通電するのが常時電源で、時計や各種設定を保持するために使用されます。
さらにエンジン停止時でも一時的にラジオなどを動かすためにキーをアクセサリーの位置に回した際に通電するアクセサリー電源があります。

エンジンが始動している走行時のみに使用するカーオーディオなどの大電力を消費する電装品を動かすために使用するイグニッション電源があります。

イグニッション電源はエンジンを始動させるためにセルモーターを動かす際に通電が遮断されるので、時計などの回路には使用されません。

簡単にイグニッション電源の取り方はシガーライターソケットを利用することですが、大電力を使用する器具には不向きでスマートホンの充電程度なら問題ありません。

大電力の電装品を使用するのであればイグニッションキーの配線コネクターから分岐して接続するか車内のヒューズボックスに接続する方法があります。
ヒューズボックスからイグニッション電源に接続するための器具が販売されています。

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