カーコーティングの樹脂系は、高分子化合物を塗布しイオン結合や分子結合によって密着させていて、ポリマーやフッ素系のコーティングなどが該当し、それぞれ特徴が異なります。
ポリマーのメリットは、艶出しや光沢が簡単に出せ、被膜が柔らかいので些細な傷などは目立たなくできます。
また、専門の施工業者に依頼する場合でも、比較的安価でコーティングができ、市販のコーティング剤を購入すれば、自分でも施工ができます。
デメリットは、持続効果が1〜3ヶ月程度で定期的なメンテナンスが必要で、メンテナンスを怠ると油膜となって汚れが目立ってしまいます。
また、被膜が柔らかいので傷つき防止効果はなく、洗車などで簡単に被膜が取れてしまいます。
フッ素系のメリットは、艶出しや光沢、傷が目立たなくなる効果のほかに、持続効果が3〜6ヶ月程度と長く、施工作業が簡単にできるので、自分でもできます。
デメリットは、定期的なメンテナンスが必要になり、被膜が柔らかいので洗車時にコンパウンド入りのシャンプーを使うと、簡単に流れ落ちてしまいますので注意が必要です。