一台の自動車しか乗らない人の場合、
気づきにくく見落としがちなのがサイドブレーキです。
サイドブレーキは、足で踏み込むブレーキリリースや
手で引き上げたりするものと色々な構造があります。
どちらにしても駐車する時に性能を発揮してくれなければなりません。
ただ、タイヤの減りやワイパーゴムなどのように、
自動車の様々な性能の変化は急に悪くなるものは少なく
時間をかけて徐々に変化していきます。
使う人や使う頻度によって差が出ます。
毎日色々な自動車を修理している整備士は、
その違いにすぐに気づきます。
ですから車検の時に確認してもらう、
定期点検の機会にブレーキを調整してもらう事等が重要です。
ドライバーは、
メンテナンスに詳しい人から全く機械が解らない人まで様々です。
サイドブレーキを引いても効きが悪いと感じたり、
坂道などで車が動く事に気づいたら急いで見てもらう事です。
自動車は走る事よりも止まる事、きちんとと止まることが大切なのです。