故障が多いと思われがちな輸入車ですが、
最近はそのようなことはないので、
輸入車を選ぶ人が増えています。
日本はヨーロッパとは違って
気候的に高温多湿なために、
乾燥した低温のヨーロッパの気候を前提に
作られている欧州車は、
日本の四季に耐えられなくて、よく壊れると言われてきました。
しかし、
ヨーロッパの自動車メーカーも、
日本向けの対策をしてきたので、
昔ほど壊れるということはなくなってきているのです。
また、
輸入車の高いと言われてきた修理費も改善されてきています。
輸入車のディーラーでは、
一個一個の部品単位で修理交換をするより、
アッセンブリーでまとめて交換してしまう、
という修理をする傾向にあるため、
部品代が高額になりがちなのです。
丸ごと交換してしまう方が、確かに値段は高くなっても、
部品の信頼性は高まりますし、
再修理のリスクもないから合理的ではあるのです。
しかし、
日頃からトラブルを避ける扱いを推奨していくことで
修理のリスクは減るので、
輸入車はメンテナンスさえしっかりすれば、
優れた耐久性を発揮して長く乗り続けることができるのです。