バッテリー上がりとバッテリー不良の違い

バッテリー上がりとバッテリー不良の違いは、充電不足の状態を上がりといい、内部が損傷していて充電が不可能な状態を不良といいます。

バッテリー上がりは、電装系を多く使用している放電過多や、自動車を滅多に使わない事で起きる充電不足、規格より容量の小さい物を取り付けなどによる容量不足などの原因によって、電気を充分に蓄えてない状態になり、セルモーターが回らなくなり、エンジンの始動が不可能な状態になります。

しかし、充電器での充電や他の車からブースターケーブルを使って電気を分けてもらうジャンピングスタートなどによって、エンジンの始動ができ、ジャンピングスタートの場合は、ある程度の距離を走行する事で、オルタネーターによって発電された電気が充電されるので、バッテリーの回復が見込めます。

バッテリー不良は、内部でのショートや極板の欠落などの構造上の問題によって、正常な化学反応ができず、充電そのものが不可能な状態になり、エンジンを始動する場合は交換が必要になります。

また、寿命と似た症状ですが、製品寿命は3〜4年程度となっているので、定期的な点検が必要になります。

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