カーコーティングの種類の中に油脂系がありますが、主にカーワックスなどに使用されているコーティング剤になります。
メリットは、撥水性が高く、雨や泥を弾いて水垢や汚れから守る効果と、艶や光沢が出て、小さな傷を目立たなくしてくれる効果があります。
また、カーワックスには固形タイプ、液体タイプ、半練りタイプなどの種類があり、研磨剤の有無や水垢などの汚れ落とし効果の有無など、それぞれ特性が異なりますが、トータル的に施工作業も比較的簡単に行え、カーワックス自体の価格も安価です。
デメリットは、持続効果が1〜2ヶ月程度と短く、定期的な塗り替えが必要になり、直射日光の下で施工作業をすると、ムラになったりする場合があります。
また、熱に弱いので、エンジンからの熱や太陽熱などによって簡単に溶けてしまい、ワックス自体が紫外線によって劣化するので、塗装面まで浸食して傷めてしまう可能性があります。
さらに、雨で流れてしまう場合があり、窓に付着すると油膜となり、ボディに付着すると汚れとなるので、定期的なメンテナンスが必要になります。