夏の暑い日に、車のエアコンを入れても風は出るのに全然冷風にならないといったトラブルに見舞われた場合は本当に惨めな思いをします。
このような異常の時、まず原因として考えるのが『エアコンガスの漏れ』です。
このような時は「修理をすべきか、ガスチャージで様子を見るか?」と悩むところです。
とりあえずガスチャージで様子を見て、すぐに同じような症状が出るのであれば、明らかに漏れが原因ですから、漏れている箇所を塞がなければなりません。
エアコンガス漏れの修理をすることになりましたら、『まずはどこから漏れているのかを見極める!』ということが重要になってきます。
最もガス漏れを起こしやすい場所としてホースの接続部やコンデンサーなどが挙げられますが、これらの修理はエアコンの場所的に修理がし易い箇所なので、工賃としてはそこまで高額ではありません(部品代はかかります)。
しかし、奥まった場所にあるエバポレーターからの漏れですと、ダッシュボード付近を一旦全分解しなければならなくなりますので、大掛かりな作業となり、工賃も高額になります。
このように、ガス漏れの位置によって、修理費用は大きく異なるのです。